「次世代エネルギー社会の超低炭素化に向けた課題とチャレンジ-温室効果ガス80%削減のフィージビリティとリアリティについて考える-」公開シンポジウムの案内サイトです。

公開シンポジウム「次世代エネルギー社会の超低炭素化に向けた課題とチャレンジ-温室効果ガス80%削減のフィージビリティとリアリティについて考える-」の開催について

 

本会は終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました。

公開シンポジウム開催趣旨

昨年3月に「地球温暖化対策計画」の政府原案が示され、国際連合に提出している「2030年度に2013年度比で温室効果ガス26%削減」に加えて「2050年に80%削減」の長期目標が表明された。

温室効果ガス(GHG)80%削減は、現在の技術水準の延長線上の進展では達成不可能な課題であり、80%削減という目標と現状を外挿した将来像とのギャップを埋める劇的な変化が要求される。

これに対して、目標達成に必要な技術オプション、環境と国内経済との両立、環境技術の国際展開による地球規模での温暖化防止への貢献、国内外の環境・エネルギー政策など、議論を深めてゆかなくてはならない課題は多岐にわたる。

本シンポジウムでは、超低炭素社会へ向けた技術や政策についての講演とパネルディスカッションを行い、それらの実現可能性(フィージビリティ)と様々な現実の制約条件を考慮した上で可能性(リアリティ)について考える。

日時:平成29年9月14日(木)13:30~17:45

場所:日本学術会議講堂

東京メトロ千代田線 乃木坂駅 5番出口 徒歩1分

 

主催:日本学術会議化学委員会・総合工学委員会・材料工学委員会合同

    触媒化学・化学工学分科会

    公益社団法人化学工学会

共催:公益社団法人日本化学会、一般社団法人日本機械学会、

    公益社団法人応用物理学会、公益社団法人石油学会、一般社団法人触媒学会、

    一般社団法人日本エネルギー学会、一般社団法人エネルギー資源学会、公益社団法人日本伝熱学会

 

次第

13:30 開会挨拶 阿尻 雅文(日本学術会議第三部会員、東北大学材料科学高等研究所教授)
13:35 趣旨説明 藤岡 惠子(日本学術会議連携会員、株式会社ファンクショナル・フルイッド代表取締役)
13:50 講演「エネルギーセキュリティの視点から捉える低炭素化への課題」 小宮山涼一(東京大学工学系研究科附属レジリエンス工学研究センター准教授)
14:20 講演「80%GHG削減とその先への道筋~技術的実装可能性から考える選択肢」 古山 通久(九州大学稲盛フロンティア研究センター教授)
14:50-15:05 休憩
15:05 講演「自然変動電源の大量導入に伴う課題の整理と対策の方向性」 中垣 隆雄(早稲田大学理工学術院創造理工学部教授)
15:35 講演「脱炭素化とイノベーション」 杉山 昌広(東京大学政策ビジョン研究センター准教授)
16:05-16:15 休憩
16:15 パネルディスカッション (司会)藤岡惠子(日本学術会議連携会員、株式会社ファンクショナル・フルイッド代表取締役)

(コメンテーター)藤林晃夫(JFEスチール株式会社スチール研究所研究技監)、梶川裕矢(東京工業大学准教授)

17:40 閉会挨拶 藤田 照典(日本学術会議第三部会員、三井化学株式会社シニア・リサーチフェロー、特別研究室長)
17:45 閉会

印の登壇者は、主催学術会議分科会委員)

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