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公開シンポジウム「次世代エネルギー社会の超低炭素化に向けた課題とチャレンジ-温室効果ガス80%削減のフィージビリティとリアリティについて考える-(2)」の開催について

公開シンポジウム開催趣旨

2015年12月のパリ協定合意を契機として、気候変動の脅威への世界的な対応強化を緊急の課題とする認識が広まっています。

我が国は2015年に「2030年度に温室効果ガス(GHG)26%削減(2013年度比)」の約束法案の提出に続いて2016年には「2050年にGHG80%削減」の長期目標を表明し、世界の中でも一歩先を行く超低炭素化社会の実現を目指しています。

GHG80%削減は、現在の技術水準の延長線上では達成不可能な課題であり、現状を外挿した将来像とのギャップを埋める劇的な変化が要求されます。

本シンポジウムでは講演とパネルディスカッションを行って、超低炭素化に向けた技術オプションや政策、社会システムの実現可能性(フィージビリティ)と様々な現実の制約条件を考慮した上での可能性(リアリティ)を検討し、リスクを過不足なく評価しつつ希望を見いだせる2050年への道筋を考えます。

日時:2018(平成30)年11月27日(火)13:00~17:35

場所:日本学術会議講堂

東京メトロ千代田線 乃木坂駅 5番出口 徒歩1分

主催:日本学術会議化学委員会触媒化学・化学工学分科会,環境学委員会環境科学分科会

共催(予定):化学工学会,日本化学会,触媒学会,エネルギー・資源学会,日本伝熱学会

協賛:石油学会

参加費:無料(どなたでも参加いただけます)

次第

13:00 開会挨拶 大政 謙次(東京大学名誉教授,学術会議連携会員)
13:05 趣旨説明「課題と前提」 藤岡 惠子(株式会社ファンクショナル・フルイッド代表取締役,学術会議特任連携会員)
13:15 講演「「化石資源のリアリティとフィージビリティから見えてくる2050年への道筋」 大久保 泰邦(宇宙システム開発利用推進機構、学術会議連携会員)
13:45 講演「再生可能エネルギー主力電源化のカギをにぎる水素、二次電池の技術展望(仮)」 市川 貴之(広島大学教授)
14:15 休憩  
14:25 講演「グリーン金融の最新動向(仮) 」 末吉 竹二郎(国連環境計画金融イニシアチブ特別顧問)
14:55 講演「 80%削減にむけて、私達の選択」 青柳 みどり(国立環境研究所社会環境システム研究センター主席研究員)
15:25 休憩  
15:40 パネルディスカッション (司会)藤岡惠子

(パネリスト)細野恭生(千代田化工建設),水口広太(八戸工業高等専門学校学生),大久保泰邦,市川貴之,末吉竹二郎,青柳みどり

17:30 閉会挨拶 阿尻雅文(東北大学教授、学術会議第3部会員)

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