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シンポジウム「市民と科学者で考えるこれからのエネルギー」

本会は終了いたしました。たくさんのご来場ありがとうございました。

 

開催趣旨

現下のエネルギー情勢は、電力料金の上昇,火力発電に大きく依存する電源構成の脆弱性,中東地域の政情不安定など,エネルギー需給に対する懸念は依然として大きい。一昨年4月にはエネルギー基本計画が,昨年7月にはこれを受けた長期エネルギー需給見通しが決定され、2030年に目指すべき到達点が示されたが、そこに至るまでの道のりは明らかではなく、決して平たんではないことが予想される。

こうした状況のもとで、できる限り多くの国民がエネルギー問題について真剣に考え、様々なエネルギー選択肢が持つメリットとリスクを理解する重要性がますます高まっている。しかしながらエネルギー問題については知識の細分化が進み専門家との間の溝は広がるばかりで、種々の要素を総合して現状の課題を捉えることは難しい。本シンポジウムは、エネルギーに関連する分野の中から、特に、2030年に向けての解決策となり得る技術の導入にまつわるいくつかのテーマを取り上げ、現状や今後の課題、2030年までのシナリオについての講演とパネルディスカッションを行い、次世代のエネルギーを多様な視点から考える場を提供することを目的としている.

日時:2016年9月2日

場所:日本学術会議講堂

東京都港区六本木7丁目22−34

 

主催:日本学術会議触媒化学・化学工学分科会、公益社団法人化学工学会
共催:日本化学会、触媒学会、エネルギー・資源学会、日本伝熱学会
協賛:石油学会

次第

13:00~13:05 開会挨拶 阿尻雅文(東北大学教授,学術会議第3部会員)
13:05~13:20 趣旨説明 藤岡惠子(株式会社ファンクショナル・フルイッド代表取締役,学術会議連携会員)
13:20~13:50  講演「日本の技術・知見によるアジア・アフリカの無電化地帯の解消」 坂田一郎(東京大学教授、政策ビジョンセンター長)
13:50~14:20   講演「Wishing for CO2-free Hydrogen」 辰巳敬(独立行政法人製品評価技術基盤機構理事長、学術会議連携会員)
  休憩10分  
14:30~15:00 講演「次世代自動車技術」 大聖泰弘(早稲田大学教授)
15:00~15:30 講演「種子島の事例に見るエネルギーと地方創生と技術導入の試み」 菊池康紀(東京大学特任准教授)
15:30~16:00  講演 「エネルギーシステムと社会実装」 梶川裕矢(東京工業大学准教授)
  休憩10分  
16:10~17:40 パネルディスカッション  
17:40~17:45 閉会挨拶 藤田照典(三井化学株式会社シニア・リサーチフェロー,特別研究室長,学術会議第3部会会員)

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